名古屋名物:ひつまぶし、手羽先、味噌カツ、名古屋コーチン、きしめん、味噌煮込みうどん、エビフライ、あんかけスパ、小倉トースト、モーニングサービス
ブロイラーの3倍にも及ぶ長い時間をかけて、放し飼いで飼育されるため、肉質は赤みを帯び引き締まった独特の弾力と風味を持つ。卵は桜色をした卵殻で、卵黄の色は濃く、舌触りは滑らか、味は濃厚でこくがある。
数種類の野菜、トマトペースト・トマトピューレ、挽肉などをとろとろになるまでじっくり煮込んだピリ辛ソースを、極太麺にからめて食べる。素材のうまみが際立つ、くせになる不思議な味わい。あんかけパスタやあんかけスパゲッティ、スパゲティーなど店により呼び方が違うことも。
豚挽き肉・ニラ・長ねぎ・モヤシなどをトウガラシで辛く味付けして炒め、醤油ベースのスープを加えて煮込み、茹でた麺にかける。ニンニクをたくさん入れるのも特徴の一つ。見た目も味も強烈なラーメン。
台湾ラーメンの具と魚粉、卵黄、おろしニンニクが極太麺に乗っていて、よくかき混ぜて麺を具を絡めて食べる汁無し麺。麺を食べた後にシメで、丼に残る台湾ミンチやタレに白めしを投入して混ぜて食べる追い飯が定番。
牛のスジ肉やモツ肉を八丁味噌や赤味噌ベースの汁を入れた鍋で、とろりと柔らかくなるまで、時間をかけてグツグツ煮込む串に刺して大鍋で煮込むスタイルと、鍋で煮込んだものを小鉢によそうスタイルがある。
豚ホルモンを八丁味噌など赤味噌ベースの濃厚なタレと絡めたり、漬け込んで焼く味噌とんちゃんは名古屋のソウルフード。プリプリのホルモンをジュージュー焼いて、香ばしい焦げた味噌の風味と、独特の食感がやみつきに。
名古屋グルメ?という感じではあるが、特大のクルマエビやシャチホコに似せたエビフライが有名。他にも海老の天ぷらかき揚げやえびせんべい、エビフライのサンドイッチ、先述した天むすなどエビを使って有名なものがある。
ステーキ皿の上のナポリタンスパゲッティに溶き卵を流し込み、ステーキ皿ごと熱して卵に火を通して完成する。スパゲッティのケチャップの酸味を卵が和らげてくれるような味わいが心地よい。赤いウインナーがトッピングでのっていたり。鉄板スパなど呼び方は様々。
厚めにスライスした食パンをトーストした後に、マーガリンまたはバターを塗って小倉餡を乗せる。食パンで餡を挟んだ小倉サンドや先に食パンに餡を挟み油で揚げたもの、餡の上にホイップクリームを乗せたものもある。
名古屋でモーニングといえばモーニングサービスやモーニングセットのことを指す。喫茶店などでモーニング実施の時間帯にコーヒーなどドリンクを注文すると、サービスでトーストやゆで卵などがつく。
鬼饅頭(おにまんじゅう)または芋饅頭(いもまんじゅう)は、薄力粉と砂糖を混ぜ合わせた生地に、角切りのさつま芋を加えて蒸した菓子。生地の粘りが強く、生地の表面に光沢がある。
三河地方の郷土料理。刻んだ大根葉が入った風味豊かな菜飯と、八丁味噌を使った味噌ダレがたっぷりかかった味噌田楽がセットに。田楽を菜飯の上にのせて味わう人も多い。
名古屋人が当たり前だと思っている料理が、実は他県ではほとんどみられない特異な味であったりする。他県から見れば、おそらく名古屋の好みのポイントは濃い味付け、豆味噌、変わった組み合わせだろう。
名古屋グルメのほとんどが味が濃い。これは豆味噌の辛くて渋い味に慣らされてきたからだろう。毎日飲む味噌汁の味が濃厚なら、濃い口好みにもなるわな。
日本の味噌はほとんどが米味噌と麦味噌。でも東海地方は八丁味噌など豆味噌を使う。豆味噌は煮込むほどコクがでておいしくなるのが特徴だ。
うなぎと茶漬け、味噌とトンカツ、エビ天とおむすび、トーストとあんこ、など一見合わないような組み合わせが代表となるように、色々と組み合わせてみるのが好きなのかも。
名古屋グルメの名店の味は大半がくどくなく、名古屋以外の人が食べてもおいしいと言ってもらえると思うので、ぜひこのサイトで紹介している店に行って食べてみてほしい。