日本で最初のコーヒー店は、1888年(明治21年)に東京上野に開かれた可否茶館だと言われるが、名古屋では明治42年に松屋コーヒー本店が卸を始め、今では全国2位の喫茶店数の喫茶店王国になった。
松屋コーヒー本店の業務用コーヒーの卸は現在でも喫茶店からホテルまで500社以上。松屋コーヒー本店の店舗では約80種類もの豆を量り売りしている。
本店奥にある喫茶店「CAFE LE PIN(カフェ ルパン)」では、量り売りしている豆をすべて1杯単位で飲むことができる。平成14年オープンと店舗は新しく、明るい感じで誰でも気軽に入りやすい。入り口横の実演コーナーで松屋式ドリップの実演もしている。
デザートはすべて手作り。淹れたてのコーヒーと合わせて食べたい。
モーニングはドリンクに無料・またはプラス料金で6種類のモーニングセットを付けられる。ドリンク価格のみでもAセット(ゆで玉子・小倉orジャムトースト・サラダ・フルーツ)、Bセット(目玉焼き・小倉orジャムトースト・サラダ・フルーツ)、Cセット(ハムサンド・エッグサラダ・フルーツ)と豪華。
松屋式ドリップ
・金属の枠に円錐形のペーパーをセットして抽出する方法。カリタ式やメリタ式と比べ、蒸らしを重視している。
・ペーパーの継ぎ目をプレスでなく、糸で縫ってある。これは、蒸らして膨らむことにプレスでは対応できないためである。