昭和24年(1949年)創業、開店前から行列ができる焼き鳥の名店。赤提灯が出迎える店先や、モクモクと上がる煙が下町の老舗らしい風情がある。店内は昔ながらのコの字カウンターで、注文が入ると焼き場に拡声器を使って伝えるので、店内は常に賑やか。
串ものはすべて1本110円とリーズナブル。とん、きも、ネギマ、砂ぎも、心臓、とり玉(つくね)、玉子、ピーマン、きゅうりの9品。2本から注文できる。他に手羽先、ドリンクとシンプルなメニュー。
鮮度抜群の鶏肉を、創業時から継ぎ足す、愛知のたまり醬油を使ったほど良い濃さのタレに浸して炭火で焼く。豚の内臓(モツ)の「とん」焼きは、弾力ある歯ごたえで、香ばしく、脂の旨味があふれる。「きも」は、レアな焼き加減で、とろけるよう。